2008年10月29日水曜日

ブラジルの100人

POD CASTで聴く世界のニュース2回目。 
今回はブラジルのある100人の話。 

英BBC Global Newsより 


ブラジルの環境省が、 
アマゾン熱帯雨林で不法伐採を行い、 
その中でも悪質な100人の名前を公表するとのこと。 

ブラジルでは不法森林伐採者への罰がまだまだ甘いといわれる。 
ブラジル環境大臣が認めたところによると、 
不法森林伐採者のうち、 
告訴されるのは10人にたった1人、 
有罪となるのは200人に1人にも満たないとのこと。 

100人の名前公表に踏み切ったのは、 
世界で最も大きい熱帯雨林であり、かつ、 
不法森林伐採による被害も最も大きいアマゾンでの不法伐採の抑止力とするため。 

(BBC Global News September 30 配信分より) 


熱帯雨林保護の1番の目的は地球温暖化防止。 
温室効果ガスの1つであるCO2を草木が吸収してくれる。 

熱帯雨林の重要性は誰もがも承知しているはず。 
しかし、そこの木を伐採して販売したり、 
焼き畑農業などで生計を立てている人が多くいるというのも事実。 
人間の生産活動と環境保護の両立を図るのは、 
今の時代においてはなかなか難しい。 

ちなみに、最近太陽の燃焼活動が低下していて、 
それに伴い地球に届く太陽熱の温度も下がることが予想されていると聞いたことがあります。 
この状態が続けば地球温暖化も食い止められる?! 
なんていう淡い期待は持たずに、
環境保護に積極的に取り組んでいきたいところです。

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