2010年10月31日日曜日

walkman

、数日前、ソニーがカセットタイプのwalkmanの国内での製造・販売意を終了するとのニュースがありましたが、BBCでもこのニュースが取り上げられていました。
ちょこっと紹介させていただきます。

英BBC Global News から。

カセット時代の終焉か。
日本の電機メーカーSonyがカセットタイプのWalkManのstopボタンを遂に押した。
30年前に革命的に音楽の聴き方を変え、今のMP3プレーヤーなどにつながる流れを作ったこのガジェット。
当時多くの若者や新し物好きの輩が手放さず持っていた。
しかし、時代の流れでこのカセットタイプのwalkmanも役目を終える時が来た。

BBCのリポーター、トムが80年代に製造された。カセットタイプのwalkmanを自宅に待っていた。この'Jurassic(古代の)'なカセットタイプのwalkmanを持って、彼はロンドンの街へ繰り出した!!
今の街の人々は、このカセットタイプのwalkimanを見て、どのような反応をするのか?

トム 'What is this?'
通行人1 あら~クールね!!テープレコーダー??
トム その通り!!しかも、ソニー製のだよ。これを見てどう思いますか?
通行人1 とても古そうね。しかも大きいのね。
トム そう。しかも重たいんだ。もってごらんよ。
通行人1 アハハハハ~

トム いくつだい?これ(カセットタイプのwalkman)を見たことがあるかい?
通行人2 20代よ。これは何か知ってるわ。今はi-Phoneとかに取って代わられているわよね。
トム i-phoneの代わりにこのカセットタイプのwalkmanを使ってみてはどう?
通行人2 アハハハハハ…無理だわ…やめとくわ。

トム これを知ってますか?
通行人3 タイムマシンでそれを過去から持ってきたのかい?!僕も、昔銀色のカセットwalkmanを持っていたよ。Sony Walkman Sportっていうやつだったかな。でも全然スポーティッシュじゃなかった。アハハハハハ。でも丈夫だったなぁ。
トム でも今はあなたもipod世代のようですね。
通行人3 そう。音楽を聴くのは今はipodだね。
トム 何曲ぐらいそのipodに入ってるの?
通行人3 実は10曲くらいしか入っていないんだ。子供のipodにはたくさん入っているようだけどね。
トム アハハハハハ あなたはカセットタイプのwalkmanで十分じゃないですか!!

トム このファンシーな器械、なんだかわかる?
通行人4 わかるわ!!ソニーのカセットのwalkmanでしょ!!昔は5台くらい持ってたかな。小さいころは、何時間もかけてカセットからカセットにダビングして、友人にあげてたなぁ。自分で音楽を聞くときは、大きなhi-fiセットを使って聴いてたものよ。

トム これは何ですか?
通行人5(おばさん) あら。見たことあるわねぁ。でも何だかわからないわ。 
トム カセット式のwalkmanですよ。昔はあなたもバッグなどに入れて音楽聴きながら通りを歩いていたんじゃないですか?
通行人5 そうね。カセットに20曲くらい入れて聴いてたかしら。でも、カセット式のwalkmanってこんなレンガのみたいな大きさだったかしら…アハハハハ

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20101022_401936.html

Global News October 25 配信分でした。

てかカセットのwalkmanってごく最近までまだ製造されてたんですね。
それにちょっと驚きです。
私も実はカセットタイプのwalkman持ってますが…もう5年くらい動かしてないですね。
さっき見たら乾電池入れっぱなしで液漏れしてました。もう燃えないゴミになってしまイました。
時代の流れというものをこのwalkmanで感じてしまう一日でした。


    mid-term election

    11月に行われるアメリカでの中間選挙。
    これに関するPod CastをThe Economistで見つけましたので、
    短いですが掲載させていただきます。

    進行役 「アメリカの中間選挙が迫っています。現在与党のオバマ大統領率いる民主党は苦戦が予想されています。なぜアメリカの有権者たちはこれほどanti-democratic(反民主党)になってしまったのでしょうか」 
    アダム君 「今回の中間選挙の結果はオバマ党にとってbad newsになることでしょう。米国の多くの州で有権者たちオバマの民主党を嫌っている。その直接的な理由を見つけるのは難しい。経済の停滞もそうだ。景気低迷期の大統領というのは常に嫌われる。また、オバマの進める、国民皆保険を目指すという医療制度改革にしても賛同していない人が多い。 オバマ氏が中心になって民主党が進めるあらゆる政策が、国民の求めているものと合致していないと言える。2年前のような、オバマ旋風が吹き荒れ、白人も黒人も男性も女性もオバマの民主党に投票するという「マジック」は起きないでしょう。今回の中間選挙では、民主党が議席を減らし、野党の共和党が議席を伸ばすという結果になるでしょう。選挙の日まで何が起ころうと、このような結果になるのではないでしょうか」
    進行役 「ここ最近のanti-Obama sentiment(反オバマの感情)は行きすぎだとの声が野党共和党からも上がっていますが、その辺はどうお考えですか?」
    アダム君「そこらへんはメディアに責任がある。ある反オバマ民主党テレビ局はあからさまにオバマ民主党を批判する番組等を作成する。例えば、オバマ氏がもともと純粋なアメリカ出身の政治家でないといったことなど。以前のメディアではこにょうなことはしなかった。正当な方法での政治家評価というものをメディアはすべきだでしょう」

    The Economist 'The Week Ahead' October 29 配信分より。

    上記にもあります通り、今回の中間選挙では、オバマ率いる民主党が負け、ペイリン(?)率いる共和党の躍進が予想されています。
    選挙結果で大統領が変わるわけではありませんが、やはり共和党の躍進ということでオバマ政権は大きな打撃を受けることでしょう。
    日米関係から考慮しても、共和党のほうがもともと親日ということで、今回の選挙結果が多少ではありますが、日本にいい影響を与えることは間違いないと思われます。