Pod Castで聴こう世界のニュース
これも始めて4年目になってしまいました。
4年間の間にいろいろとありました。
ごっつえぇ感じが終わったり、投稿特報王国が始まったり、
紳にぃが捕まったり。
でもなんとかこれまで続けてこられたのは、
キャシー塚本とサニーさんのおかげです。
で、今回はカナダCBCから、自国カナダのレポート。
“Declining property values around wind firms”
ここカナダでは900基もの商業用風力発電機を設置しようという動きがある。
しかし、設置予定の地方では、大規模な反対運動がおこっている。
それは、風力発電機が発するノイズ音が原因。
このノイズ音が人体に健康被害を与えるということが懸念されている。
さらに、ここには隠されたもう一つの問題点がある。
風力発電機が多く立っている地区の土地価格の下落である。
CBCの記者が取材した。
81歳のステファナ・ジョンストンさん。
理想に描いたような自然に囲まれた田舎に住み、
ここを終の棲家としようと考えていた。
しかし、3年前、18基の風力発電機が家の近くに設置された。
近いものは、家から数百メートルしか離れていない。
風力発電機が設置された直後から、ジョンストンさんは
気持ちの悪いノイズ音のため、眠れない日が続いている。
ジョンストンさん「私はこの家を手放そうとまで考え、
実は2009年12月に売りに出したのです。
しかし、誰一人この家を見に来た人さえいません」
CBCの調査によると、ジョンストン氏と同じ問題を抱える人が多くいることがわかった。
風力発電機密集地帯の近くに住む住人が健康被害を訴えている、
しかし、家が売れないという問題である。
「風力発電をやめろ!!風力発電機はいらない!!」
こう叫ぶデモに出くわした。
彼らは風力発電機の増設を直ちに止めるよう訴えていた。
主な理由はもちろん、ノイズ音の健康被害。
風力発電のノイズ音が人体にどのような影響を与えるのかは、
今のところ詳しい研究はなされていない。
そして、発電機付近の土地価格の下落についても、
綿密な調査は行われていない。
政府はこの質問に対して、我々のインタビューを拒否した。
一方、カナダの風力発電協会のロバート・ホーン氏は我々にこう話した。
ホーン氏「米国のデータ、又私自身の調査の結果から、
土地価格の下落と風力発電は関係ありません。
むしろ、風力発電機を設置した地域の土地価格が上昇したという例もあります」
一方、今度は不動産業のブローエン・ブッシュさん。
彼によると、風力発電機の設置の影響で、
誰もそこに住みたいという人がいなくなり、
土地価格が下がっているという。
同じく不動産業のクリス・ルクセンブルクさん。
彼はここで、133機という最も多くの風力発電機があるマレンクトン地区のここ4年間の土地価格の上がり下がりを調査した。
クリス「マレンクトン地区内部では、4年間で全体的に土地価格が下がっている。
ひどい所では、4年間で40%も価格の下がった場所もある。
その上、マーケット上ではさらに価格が下がっている」
さらに悪いことには、この地区での土地購入者には、
風力発電機が設置されているということを事前に伝えなければならないということだ。
これでは余計土地が売れにくくなり、価格も一層下がるという。
CBCの調査によると、カナダの電力会社である、
カナダ・ハイドロ・ディヴェロッパーは、
風力発電のノイズ音に耐えられないという訴えを起こされた地域住民のうち、
少なくとも4人の土地を買い取った。
そしてその土地を数年後にまた売っている。
その際に赤字が出ており、少なくとも5000万円の損失が出ているという。
また今後、発電機のノイズ音に関する地域住民からの更なる訴訟も予想される。
電力会社のスポークスマンは、不動産の値下がりは景気後退によるものと主張する。
しかし、風力発電の問題に詳しいオン・ラフレッド氏は、
風力発電地帯付近に住むのは、やはり危険であると警告する。
オン氏「電力会社が証拠を示してしまっている。
風力発電付近の土地を買い、数年後に大きなマイナスの価格で売っている。
これじゃあ風力発電による健康被害や不動産の値下がりはあるのですよと、
彼らが私たちに伝えていることになる」
81歳のステファナさんの話に戻そう。
彼女は、快眠も、土地を売ることもあきらめてしまっている。
「家の前にはきれいな湖があり、周りは穏やかな木々に囲まれている。
でも、18基もの風力発電に囲まれ、ノイズ音にさらされながら生きるのは、
耐えられないわ」
彼女が老後のためにとコツコツ蓄えてきたお金も、18基の風力発電のせいで、
虚しく存在理由を失うだけだ。
CBC THE WORLD THIS WEEKEND 10月1日配信分より。
東日本大震災以降、世界的に原発に不安を感じる風潮が強まっています。
スイスやドイツでは、原発をなくすことが政府として決定されました。
もちろん日本でもその風潮は強く、この間日比谷で行われた「脱原発集会」なるものに、
うちの会社の馬鹿どもも参加していました。
しかし、脱原発を唱える前に、代替エネルギーの模索をきちんとしなければならない。
それがきちんとできてから初めて脱原発とかを主張してもいいと思うのですが、
ただ理想だけを口にするだけで、現実的な試算をできているという人が、
スイスやドイツ、また脱原発集会に参加した人の中にどれだけいるかというのが問題です。
一人もいないのでしょう。
今のところ、代替エネルギーとして、特にクリーンであるとして、
ソーラーパワーや地熱発電、風力発電等があげられると思いますが、
風力発電については、すでにご紹介したとおり、健康被害の恐れがある。
ソーラー発電も、現段階では発電効率も小さく、価格も非常に高いため、
まだ原発に代わるエネルギー源とはなり得ない。
地熱発電についても、日本では国立公園等が地熱地帯の大部分を占め、
発電設備を設置できない。
また、宇宙太陽光発電というのもありますが、最近やっと京都大学が本格的な実験装置を開発したところで、
実用化はまだまだ先。
このような現実を見て物を言う、物事を決める必要があると思います。
民主党の鳩管政権のように、現実を見ずに口当たりのいいことばかり言ってるのではだめなんです。
米軍基地の沖縄からの移転、中3まで毎月26000円の子供手当、高速道路無料、
現実味のないこれらの政策はどれ一つ実現しませんでした。
原発についても、落ち着いて冷静に現実を見て考え、
じっくりと多くの有識者間での話し合いのうえ、どうするか決めていくべきでしょう。
現実を見れない国に未来はありません。
このことを全国民が肝に銘じておく必要があるでしょう。
ちなみに風力発電が世界で一番盛んにおこなわれている国はシナだそうです。
あっこの国民はみんな頭おかしくなってるんでしょうね。
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