2012年9月9日日曜日

Hon Kong people forced to teach false Chinese history by Beijing

Pod Castで聴く英国のニュース
英BBC global newsから。

トップニュースの記事を翻訳しました。


※シナ→いわゆるチャイナのことです


“Hon Kong is a different place than China”



人民の力が勝った。
香港でシナの都合のいい愛国教育を子供たちに強制するという、
香港人民の誰からも支持されなかった政策が、撤回されることになった。
デモ活動まで行なった人民の勝利となった。
デモ参加者にインタビューしてみた。
「シナ政府が強制する愛国教育なんて誰も信じないわ。
シナ共産党の奴らは嘘でなんでも塗り固めることに抵抗を感じない。
今回の件もそうだったのよ。」
「この愛国教育の強制はおぞましいものだ。
真実が全く子供たちに教えられない教育だ」

香港駐在のBBC記者、ジュリアナリューが詳しくリポートしてくれた。
ジュリアナ「香港政府のトップ、主任エグゼクティヴのシーワイラン氏は、
シナ政府が求めてきこのた強制愛国教育制度を廃止し、
学びたい人は学べるという制度にすると発表した。
これは、この強制愛国教育に反対してきた親たちや生徒たち、また教師たちの勝利である」
BBC本部記者「これのどこが問題だったんだい??
愛国教育を行うというのはどこの国であれ、いいこと、当然のことだろう?」
ジュリアナ「もちろん。他のどの国でも愛国教育は行われているわ。
でも、ここ香港での県はそうはいかなかったの。
シナの歴史の暗い部分、曝してはいけない部分、特に近代史は隠して、
栄光時代の歴史ばかり教えるようなカリキュラムだったの。
例えば多くの無実の人がシナ共産党政府による弾圧で殺された、天安門事件や文化大革命、
また政府の無策による飢饉による大量の餓死。
このような暗い歴史に蓋をして、栄光の部分のみをここ香港の子供たちに強制的に教えようとした。
香港は本土(シナ)とは違う場所。
多様な価値観を持つことが許され、言論の自由もある。
ちょっと反政府のようなことを言ってすぐ公安に逮捕されるような本土(シナ)とは違うのよ」

(BBC Global News 9月8日 配信分より)

平成9年に英国からシナに返還された香港。
返還後も本土とは一線を画し、英国スタイルの「普通の国」であり続け、
北京共産党からの影響を極力避けて独自に発展してきました。
もちろんこのおかげで、本土のように人権がはく奪されることもなく、
本土からわざわざ患者が訪れるほど医療は発達し、
住みやすい地域となっています。
共産党の方も香港の独自の自治権は守らせると約束していたはずなのですが、
教育の面で実はこのような嘘で塗り固めた愛国教育を強制しようとしていたということです。
ちなみに、この記事は今日のBBC Global Newsのトップニュースでしたが、
日本では私の知る限り主要メディアではまったく報道されていませんね。
情報の操作が行われています。
「中国に都合の悪い情報は日本で流すな」というやつです。
南朝鮮についてもそうです。
皆さん主要メディアをあまり信用しないでね。

ちなみに
天安門事件→北京天安門広場で1989年4月17日、非暴力による民主化要求運動をしていた学生や市民に対し、シナ政府の人民解放軍が銃と戦車で制圧、2000人が死亡、3万人が負傷したといわれる事件。
文化大革命→毛沢東を中心としたシナ政府内権力闘争。この権力闘争に多くの無関係人が巻き込まれ、間接の被害者も含め、死者は2千万以上と言われる。

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