2009年9月13日日曜日

JELLYFISH

Pod Castで聴く英国のニュース!
9月第1回目です。

民主党政権ができてしまって、
憂鬱な日々をすごしています。

ここは明るい話題でいやな気分を吹き飛ばそうということで、
くらげに関するリポートを今回は紹介させていただきます。

英BBC Global News から。

‘Preparing Jellyfsh’

最近地中海でバカンスを楽しんだ方はいらっしゃいますか?
それなら大量のjellyfish(くらげ)を見かけたんじゃないでしょうか。
くらげといえば、
海水浴の敵、マイナスのイメージが多いでしょう。
しかし、ヨーロッパの科学者たちは、
中国の人々を参考に、くらげを食べ物として調理する方法を見出した。
くらげがenviromentally frinedly food(地球に優しい食べ物)になるというのです。

どいうことでしょうか。
スペインに滞在しているBBCのリポーターに英国のリポーターがインタビューしました。

スペインリポーター「あるお金持ちの女性シェフが
地中海の海岸近くに自分のお店を持っていて、
そこでくらげ料理を出しているとのことです。
彼女は日本にもお店を出していて、
そこでくらげを調理して食べるということを知ったそうです。
彼女はくらげを輸入しているそうです。
というのは、ヨーロッパではくらげは現在食料として認められていないから。
彼女はくらげが食料として認められるよう願っています。
彼女は、『地中海で取れたくらげを料理に使えないのは残念だけわ。
アジア産のくらげは塩味が効いてるけど歯ごたえがいまいちかな。
目の前の地中海で捕れるくらげを使えれば、
新鮮な素材で、いい歯ごたえのくらげ料理を提供できるのに』
と言っていました」

英国リポーター「なるほど。
くらげの個体数が増えているということも言われているのですが、
これはどういうことでしょうか?」

スペインリポーター「食物連鎖の上位の生物が減っていることですね。
くらげを食べるのは主に魚です。
われわれ人間が多くの魚を取るほど、
くらげの数が減少しにくくなる。
また、ある科学者によると、
地球温暖化の影響で海の水温も上がり、
それによりくらげがより繁殖しやすくなっているとのことです」

英国リポーター「なるほど。
ところで、くらげ料理が食べられるということですが、
どのように調理されるのですか?」

スペインリポーター「まず、塩に漬けます。2日間です。
実際、くらげはほとんど水ですので、
調理の家庭でどんどん溶けていってしまいます。
ほとんどの部分は食べられません。
しかし、残った部分を食べてみると、とてもおいしいんです。
塩の効いたすっきりした味と言いますか。
塩漬けきゅうりに似ているでしょうか。
くらげは海中の汚染物質を吸収しないので、
他の脂っこい魚に比べ、ヘルシーなんです。
また、中国の人によりますと、
くらげは血の巡りをよくし、血圧を下げ、
コレステロール値を安定化させ、関節痛にも効くと言います。
ヨーロッパ人も中国に見習って、
くらげを食べるということを習慣化すべきではないでしょうか」

(BBC Global News September 10 配信分より)

くらげを食べる・・・
以前日本海で越前くらげが大繁殖し、
さまざまな処分方法が考えられましたが、
その中に「調理する」という方法もあったように記憶しています。
その報道を見たときは、
「くらげを食べるなんて・・・」
と思いましたが、
実は体にいい食べ物になるのですね。

まぁ日本には他にもヘルシーフードがいっぱいありますので、
わざわざくらげ料理を食べる問うこともないと思いますが。。。

終わりです。



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