2011年2月23日水曜日

Red Bull に気をつけろ

‘Caffeine Overload’

米ABCワールドニュースから。

米国では、レッドブル等の「エネルギードリンク」に対する子供達からの人気はますます高くなっている。
実際、このような「スーパーチャージ」の役目を果たすドリンクは、米国のスーパーマーケットのドリンク売場の棚を占領するかのごとく並べられており、その市場は90億㌦(約1兆円)とも言われている。
このようなカフェイン度の高いドリンクが、ヒト、特に子供達に与える影響がどのようなものなのか、ABCの記者が取材した。

「モンスター」や「ロックスター」、「レッドブル」。
これらはどれも、「エネルギードリンク」の名称。
米国の子供達には当たり前のように飲まれる商品名だ。
多くの子供達はこれらエネルギードリンクに中毒になっている。

しかし専門家たちは、これらのドリンクには過度のカフェインが含まれていると警告する。
カフェインによる影響は、子供に対しては大人に対するものの二倍もあるとの研究結果もある。
最近の多くの米国の子供は一日一本以上のエネルギードリンクを飲むという調査結果があるが、一日一本飲むだけでも、子供の身体に対する悪影響は計り知れないものがあるという。

多くの医者によると、18歳以下の子供のカフェインの摂取量は、一日100mg以下にせねばならんという。
缶コーラ1本には、35mgのカフェインが含まれる。
コーヒー1杯で100mg。
「モンスター」というエネルギードリンクには、1缶160mgものカフェインが含まれる。これはコーラ4缶ぶんだ。
「ジョルト」というエネルギードリンクには280mgものカフェイン。なんとコーラ8缶ぶんだ。

ABCの取材に応じたある医師は、「スーパーでは、だれもエネルギードリンクを規制できない。
子供であろうが誰だろうが、過度にカフェインを含んだドリンクをいくらでも買える。
子供のカフェインの多量摂取は、心臓への影響が一番恐ろしい。
心拍数がやたらと上がり、服を着ていても心臓が動くのが分かるほど激しく鼓動するようになる」と述べる。

米国FDAによると、炭酸飲料へのカフェイン含有量の規制は行っているが、
エネルギードリンクに対するそれは対象外とのこと。
米国では、エネルギードリンクは「サプリメント」や「ソフトドリンク」の分類になるというのがその理由である。

米国のビバレッジメーカーは、子供たちはそれほど多くのエネルギードリンクを一日に飲むことはないと信じているといい、責任感は全くない様子である。
また、カフェイン含有量による子供への影響はきちんとテストされており、エネルギードリンクはsafeであると言い切る。

エネルギードリンクへの大人たちの対応。エネルギッシュな物議を醸しそうだ。
(2月14日配信ぶん)

自由主義市場に於いて、企業というのは、やはり未来を担う子供を殺すことになるかもしれないとわかっていても、数字のためなら手段は選ばないという思想から抜けきれないんすね。
一社くらい、「子供たちのために、この国の未来のために、エネルギードリンクの製造を止めよう」とか言う企業が出てくればかっけ~んですがね。
まー日本でも状況は同じですが。
最近の若者が柔らかい食べ物が好きだからということで噛むとふにゃんとなるガムを発売しているケン○ンとか。
冷し中華も柔らかいっすよね。
親がしっかり判断の目を持つしかないっすね。
うちも子供が変なのに手をださないように気をつけるっすよexclamation ×2exclamation ×2

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