2010年10月31日日曜日

mid-term election

11月に行われるアメリカでの中間選挙。
これに関するPod CastをThe Economistで見つけましたので、
短いですが掲載させていただきます。

進行役 「アメリカの中間選挙が迫っています。現在与党のオバマ大統領率いる民主党は苦戦が予想されています。なぜアメリカの有権者たちはこれほどanti-democratic(反民主党)になってしまったのでしょうか」 
アダム君 「今回の中間選挙の結果はオバマ党にとってbad newsになることでしょう。米国の多くの州で有権者たちオバマの民主党を嫌っている。その直接的な理由を見つけるのは難しい。経済の停滞もそうだ。景気低迷期の大統領というのは常に嫌われる。また、オバマの進める、国民皆保険を目指すという医療制度改革にしても賛同していない人が多い。 オバマ氏が中心になって民主党が進めるあらゆる政策が、国民の求めているものと合致していないと言える。2年前のような、オバマ旋風が吹き荒れ、白人も黒人も男性も女性もオバマの民主党に投票するという「マジック」は起きないでしょう。今回の中間選挙では、民主党が議席を減らし、野党の共和党が議席を伸ばすという結果になるでしょう。選挙の日まで何が起ころうと、このような結果になるのではないでしょうか」
進行役 「ここ最近のanti-Obama sentiment(反オバマの感情)は行きすぎだとの声が野党共和党からも上がっていますが、その辺はどうお考えですか?」
アダム君「そこらへんはメディアに責任がある。ある反オバマ民主党テレビ局はあからさまにオバマ民主党を批判する番組等を作成する。例えば、オバマ氏がもともと純粋なアメリカ出身の政治家でないといったことなど。以前のメディアではこにょうなことはしなかった。正当な方法での政治家評価というものをメディアはすべきだでしょう」

The Economist 'The Week Ahead' October 29 配信分より。

上記にもあります通り、今回の中間選挙では、オバマ率いる民主党が負け、ペイリン(?)率いる共和党の躍進が予想されています。
選挙結果で大統領が変わるわけではありませんが、やはり共和党の躍進ということでオバマ政権は大きな打撃を受けることでしょう。
日米関係から考慮しても、共和党のほうがもともと親日ということで、今回の選挙結果が多少ではありますが、日本にいい影響を与えることは間違いないと思われます。

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