2011年12月4日日曜日

Black Jail

Pod Castで聞く世界のニュース

社会の闇をネタにすると違法拘束される国、シナの首都北京の話題。

BBC Global Newsから。

Black Jail

チベットに住むもと僧侶であった男性が、シナ政府の圧政への抵抗を示すため、焼身自殺を図るという事件が起きた。

彼は一命を取り留めたが、その他にも数名の男女が彼に続き焼身自殺を図るという事件が四川省でも発生した。

これら一連の事件は、“Black Jail(闇の刑務所)”と呼ばれる刑務所を運営するシナの違法の警備会社が北京当局の警察による取り締まりを受けたことに端を発する。

この刑務所は、首都北京に出向き、政府の圧政による自身や家族への不遇を当局に訴えるためにやってきた人を拘束するために使われているという。

BBCの記者が北京で取材した。

これこそがシナ政府が、都合のいいように自国の秩序をただすための“闇の手段”である。

Black Jail(闇の刑務所)”、つまりシナ当局が、政府に不満のある人々を閉じ込めるためのmakeshift(一時的な)刑務所であり、さらにこれは法律の範囲外で運営されている。

つまり、収容されている人々を保護するための法律は彼らに適用されないということである。

毎年数万もの政府に不満を持つシナ人が国中の至る所から首都北京へ出向き、政府への嘆願行動を行う。

彼らは、直接政府に訴えれば、何かをしてくれる、何かが変わると信じてそのような行動を行う。

しかし、そのような嘆願行動をしに行く人がいると彼らの出身地がばれる訳だが、その出身地の自治体の役人たちとしては、自分たちの行政のやり方に問題があるせいで彼らが中央政府に文句を言いに行っているのだと取られてしまうことになる。

これは地元自治体の役人たちとして避けたいので、北京へ嘆願行動に出向く人を止めようとする。

更に一部の自治体は、警備会社の人間を雇い、北京で嘆願を行っている人々を強制的に連れ戻すということもしている。

時には誘拐するように拘束し、反抗されれば暴力もいとわずに送還作業を行う。

北京の警察は、これらの行動は止められなければならないとしているが、結局はこのような違法な拘束行為が北京で数年間にもわたって野ざらしにされ続けている。

北京の高官たちも、このような嘆願者たちはやはり自分たちにとって都合の悪い事実を叫ぶ存在であるので、これら違法拘束行為に目をつむっている。

BBC Global News 12月2日 午後配信分より

毎日Pod Castで英米加のニュースを聴いていますが、

シナの話題でいい話題は聞いたことがないっすね。

常に悪い話題、信じられない話題、ありえない話題ばかり。

ため息も出ないっすね。

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