2011年10月13日木曜日

Chinese calligraphy

Pod Castで聴く世界のニュース

今回はシナの話題。

英BBC Global Newsから。

“Young Chinese struggle with their alphabet”

シナの経済発展が進むにつれ、世界中でシナ語教室の数も増えている。

しかし、当のシナでは、コンピュータの扱いに慣れてしまった若者が、

古くからの伝統的かつ複雑な「書く」習慣を身につけていないという問題が顕著になってきている。

上海の学校では、calligraphy(書道)の授業が必須科目となり、試験に合格せねばならないようになった。

シナ人BBCの記者が上海で取材した。

ここはcalligraphy(書道)の授業を行っているとある学校の教室。

生徒たちは黒い石で造られ、鳥のモチーフの彫ってあるシナの伝統的な机を使って授業を受けている。

墨の独特のにおいが鼻につき、それは私に小さかった頃の書道の授業を思い起こさせる。

私の住んでいたシナ南部地方では、5歳の時点で、書道は必須科目であったから。

数世紀にわたり、書道はこの国で、どんな子供でも当たり前のようにできていた。

大きな書道筆の握り方、文字を書くための上手な筆跡といったものを子供のころから学んでいたのだ。

英語やロシア語など、インドヨーロッパ言語のアルファベットと違い、

漢字の一文字一文字は意味があり、その文字の発音だけを表しているのではない。

calligraphy(書道)の先生のチェン氏はこう話す。

「書道の技術を身につけることは、今のシナの子供にとって、

これほど大事なことはない。

シナ人にとって、どのように書くかは、その人がどのような人であるかさえも表す。

シナ人が自分の国を愛するなら、その言葉を愛さねばならないという諺さえあるのです。

シナ人はきちんと書くということを一人一人ができなければならない」

しかし、上海の教育者は口をそろえてこう話す。

最近の若者は、携帯電話のメールに慣れ、コンピュータなどによるコミュニケーションに頼りすぎている、若者は「書く」力を失っている、と。

先ほどのcalligraphy(書道)の教室。

30人ほどの生徒がいて、みな12~13歳。

みなパソコンの扱いには慣れている。

何故シナでこれほどコンピュータの授業に力が入れられているかというと、

IT(Information Technology:情報技術)をマスターし、未知の世界への探索心を養うことは、

20世紀を生きる人間として必須であるという認識が強いからである。

しかしそれは、シナの精神的な、かつ根本的な方向転換をも意味する。

パソコンを使うとき、シナの子供たちは、西洋文字のアルファベットを使って文字を入力する。

そして、いくつかの変換候補の中から、最適な漢字を選択、入力する。

漢字を覚えている必要はあるが、実際に書く必要はない。

13歳のハンェンは、ペンを持つまではいいが、そこから先、漢字を忘れてしまい、

何も書けないと話す。

ハンェン「文字を書くときは、それを覚えながら書かねばならなかった。

もしくは、いつも手元に辞書を置きながら書いていた。

しかし、パソコンで入力する際は、キーボードに慣れてしまえばそれで終わり。

そのほうがずっと楽チン」

放課後、生徒たちは授業で使った、墨で真っ黒の筆を洗う。

この書道の授業は上海のすべての学校で必須となり、

試験でも書道科目を受ける必要がある。

古代から続く、子供たちにとって難しいといわれる書道が、近代技術の猛威に立ち向かう精神的強さを彼らの中にはぐくんでくれることを、

上海の教育者たちは願っている。

(BBC Global News 神無月十二日 配信分より)

シナとはいわゆるChinaのことですが、

この国は文革ぐらいのときに、昔からあった漢字をかなり簡素化してしまったそうな。

今この国の漢字は、かつての「たをやめぶり」のような勢いをなくし、

かなり弱々しい文字になってしまっているのだそう。

翻って、今シナに合併される危険をはらむ台湾。

ここでは毛沢東・文革の影響はほぼなく、古代からの漢字を今も使い、

迫力のある言語を駆使している。

同じ言語体系、漢字を使う国であるのに、

シナが異常に見えて台湾がまともな国に見えるというのは、

このような違いのせいなのかもしれません。

それにしても、上海のある子供が、ペンを持っても文字が書けないというのには少々言葉を失いました。

今の日本の子どももパソコンには慣れているとはいえ、

文字を書けないということはないでしょう。

学校でも昔から書道の授業はありますし、

巷には書道教室というのもまだ多く見られます。

まぁこの記事も上海のことだけを取材していますので、

シナ中全てがこのような状況であるというわけではないと思いますが…。

2011年10月7日金曜日

doing business in tokyo

Pod Cast で聴こう世界の事情

Steve Jobsのおっさんが亡くなりましたね。

私はiPhoneやiPadやMacは興味ありませんが、

iPodだけは非常にお世話になりました。

オバマのおっさんが、Jobのおっさんに死に関して、

「アインシュタインやエジソン以来の天才を失った」と

演説の中で哀悼の意をあらわすコメントを述べたそうですが、

京都大学教授の正高信男教授によると、

エジソンには注意欠陥障害があり、アインシュタインは癇癪持ちで、脳障害や学習障害があったとのこと。

「普通の人」ではない特異性が天才につながると述べています。

Jobsのおっさんも、手法が強引だったり、アイディアが独創的すぎるなどの理由で自分が作ったアップルコンピュータという会社を他の会社から引っ張ってきた役員に追放されたり、

新製品発表のプレゼンの場でも、全世界に放映されるというのに、髪型は手入れをし損ねたただのおっさん、口周りは無精ひげがボボボーボボーボボー、服装もいつも黒のとっくりと薄汚いジーンズという、50代のときめきを忘れたじじいみたいな格好で行っていたり、

ちょっとおかしいと感じるとこがありましたが、そこが「まとも」な人にはわからない天才性を備えていた証拠になるところだったのかもしれません。

ちなみにモーツアルトっていうおっさんも、

音楽の才能はずば抜けていたが、

カネの使い方がわからず常に借金ばかり、

礼儀等は全く知らず、いつも周りの人をイラつかせてばかり、

結婚して子供がいるのに毎晩のように女友達と遊び呆けている、

最後には性病対策で水銀などわけのわからないものを薬として服用していたために

30代の若さで死んでしまったと言います。

天才とは、他の要素をすべて捨て、ある一分野に全てを捧げることで生まれる人種なのかもしれないっすね。

で、今回は日本でビジネスをするために知っておきたい話。

英the Economist Pod Cast

‘Doing Business’より

‘Doing Business in Tokyo’

日本の首都、Tokyoでビジネスをする、Tokyoに出張になった、こんな時は、以下のことを心に留めておくといいですよ。

まず、日本人の習慣から。

日本のビジネスマンとの取引で、待たされてイライラするということはまずありません。

時間の正確さという点では特に秀でています。

次に、どこに滞在するか。

Tokyoは、世界でも最大の都市。

1200万の人が住み、近郊地域も合わせると、3600万もの人がいます。

都心部には、高品質のホテルが数多くあります。

とくに、由緒あるホテルとして、オークラ、ヒルトップホテルがあります。

オークラは東京オリンピック開催に合わせて開業しました。

古風な雰囲気もありますが、とても美しく、ファンタスティックです。

東京のロマンチックな夜景を楽しみたいなら、オークラがお勧めです。

タクシーは都心のどのホテルからでも使えますし、10分ほどで都心のどんなところでも連れて行ってくれます。

公共交通機関も非常に便利で質が高いです。

運賃は約2ドル(約160円)。

車内はとてもきれいで安全で、reliable(信頼できる)です。

ただ、Tokyoでは英語が通じにくい。

タクシードライバーや日本人の通行人が案内できるよう、

英語と日本語が併記してある地図を持ち歩くことが必須です。

タクシードライバーさえ英語はほぼ通じません。

地下鉄の日本人の乗客もほぼ英語はしゃべれないと言っていいでしょう。

ただ、ほとんどの地下鉄の駅で、案内表示はkanjiと英語が併記されています。

日本に滞在する際、外国人が必ず知っておかなければならないこと、それは、チップを渡してはいけない、ということです。

みなさんの記憶に残るようにもう一度言います。

チップは絶対に渡してはダメです。

理由としては、日本ではチップを渡すことはinsult(侮辱)とみなされるからです。

もし、日本で日本人にねぎらいの気持ちをこめてチップを渡そうとしても、

断られるはずです。

それはinsult(侮辱)として受け止められてしまいます。

感謝の意を表すつもりでチップを渡そうとしても、日本ではそれはその人をhumiliate(辱めを与える)することになってしまいます。

ただ、タクシードライバーだけは例外です。

ドライバーの運転や対応に感動し、感謝の意を表す意味でチップを渡すということだけはOKです。

また、支払い運賃が970円など中途半端な額で、紙幣を渡しても釣り銭額が少ないときは、

釣り銭をもらうのを断るというのもOKです。

日本人ならこのようなとき「いい、いい、いい、いい」と言い、足早に去っていきます。

しかし、この場合を除いては、決してチップを渡してはいけません。

日本のビジネス文化には、ある種の“myth(神話)”や、“aura(霊気)”があります。

1960年代や70年代のいわゆる精神主義的な日本人のイメージは、最近は変わってきています。

例えば、いかなる時でも、ネクタイは締めていないといけない、という風潮は近頃はなくなり、

夏の暑い時期にはノーネクタイが失礼ではなくなっています。

ただ、時間に正確でなければならない、という観念は根強く残っており、

日本のビジネスマンは約束時間の5分前には必ず来ています。

また、Business Card(名刺)の扱いについても気をつけなければなりません。

Business Card(名刺)を日本人のビジネスマンから受け取った際は、

まるでダイアモンドの指輪を扱うように丁寧にしまい、

また自分のBusiness Cardも丁寧に渡さなければなりません。

もらった相手の目の前でBusiness Cardを折り曲げたり裏返しにしては絶対にいけません。

そのような行為は、侮辱行為とみなされかねません。

しかし、この時間と名刺の儀礼さえきちんと守れば、

他の面は多少カジュアルでも許容される風潮が今の日本にはあります。

ただ、まだ一部の日本のビジネスマンはstiff(堅物)と言われる人もいます。

また、日本で会社社長やCEO等に面会する機会がある際は、

絶対に足を組まないようにしてください。

オバマ大統領は日本の首相と面会する際、足を組んで話をしていましたが、

ビジネスの場で、特に取締役等の人と話をする時にはこれはご法度です。

失礼すぎますし、西洋では当たり前のことだからいいや、という風にはなりません。

礼儀作法には気をつけるようにしましょう。

ただ、あまり過度になる必要はありません。

Tokyoに来る時期でベストシーズンは、夏以外です。

6、7、8月の東京はできれば避けたい。

この時期の東京は、世界でも最も暑く、brutal(残酷な)です。

8月の東京に比べれば、同時期のアフリカやウガンダのほうがましです。

日本のビジネスマンの特徴として、bow(お辞儀)が挙げられます。

これは初対面の人に敬意を表す意味を持つ大事な習慣です。

先述のオバマ氏も日本の天皇に謁見した際は深々とお辞儀をしていました。

外国人ビジネスマンとして、このお辞儀に対し、どう対応すればよいか。

もちろん、お辞儀し返すことが第一です。

このとき大事なのは、相手のお辞儀を真似るということです。

日本のお辞儀は多くの種類があり、また、それぞれのお辞儀には意味が込められています。

カジュアルな、あいさつ代わりのお辞儀もあれば、

エレベーター等で知らない人が開ボタンを押し続けて待っていてくれた時に軽い感謝の意味でするお辞儀もあります。

また、謝罪の時にもお辞儀をします。

このときには非常に深く頭を垂れます。

また、ホテル等に行った時にも従業員がお辞儀をしてきます。

これは、あなたのservant(使用人)ですよ、という意味を込めたお辞儀になります。

このようなときにはお辞儀をし返してはいけません。

ただの物まねピエロにように思われてしまいます。

ただ、基本的にはお辞儀をされたら返してください。

これは必ず日本のビジネスマンに好印象を与えます。

1日中必要な時に必ずお辞儀をしていれば、気に入られ、

日本語が喋れるただの外国人よりよっぽど厚遇されるはずです。

このようなことに気を付け、日本に来る前に簡単なお辞儀の練習をしておくとよいでしょう。

ただ、過度にならないことも大切です。

あらゆる場でいちいち深いお辞儀をしているのは、滑稽とみられてしまう恐れもあるからです。

日本のビジネスマンとの会議で重要なことは、

何も隠さずすべて話すということ。

日本の会社が外国の会社と契約を結んだりする際は、

非常に時間をかけ、強固な関係をまず結ぼうとします。

外国人にとっては、これは煩わしいと思えるかもしれませんが、

後々困った時に強力な助言者、また協力者となってくれます。

ですから、もし日本の会社との契約に煩わしさを感じた時は、

そこで諦めたりせず、

日本側の長い長い信頼関係の構築までのステップに辛抱強く付き合うことが大切です。

日本の会社には、“Real business gets done outside of the office”(本心のビジネスはオフィスの外で)という信念がある。

つまり、仕事が終わった後、酒を酌み交わし、そこでオフィスでは話しにくいことも話そう、ということである。

ですから、仕事時間内のミーティングのほかに、仕事時間外の「非公式」なミーティングにも出なければ、日本のビジネスマンと信頼関係を築けないということです。

仕事が終わって仲間と夕飯を食べに行く。

そこでは必ずアルコールを飲み、昼間の堅苦しさが崩れ、

あらゆる心情を吐露してくれる。

アフター5の飲み会でのアルコールで、

心から分かり合えるという考え方が日本のビジネスマンの間で根強いのです。

このような場で、ビジネスの議論や交渉のことを持ち出すのがよいかもしれません。

日本は、フランスに似ているところがあります。

充実した生活を送り、美味しいものに舌鼓を打つという願望が強い。

日本には素晴らしい料理とアルコールの文化があります。

酒もビールもウィスキーも、質の高いものが非常に充実している。

我々日本以外の人間が日本に上陸すると、それは、世界でもっとも食文化の豊かな地に着いたということが言えます。

実際、Tokyoはミシュランで星を獲得した料理店が最も多い都市なのであり、

本場フランスを上回っているのです。

どこでランチやディナーを楽しむか、

これは全ての日本のビジネスマンが決断に悩むところなのです。

それほど、美味しいお店がたくさんあります。

多くの日本人は、外国人が日本料理を嫌いであると信じています。

それ故、海外のビジネスマンは、しばしば東京なのにイタリアンやフレンチのレストランで食事をしようと誘われます。

これは、例えば生魚は食べないという我々に対する気遣いなのでしょうが、

この考え方は、最近では違ってきています。

多くの海外からのビジネスマンは、この国独特の、洗練された日本料理、

特にsushiを食べたいと思って日本を訪れています。

ですから、日本のビジネスマンに食事に誘われた際は、

あなたの方から日本食が食べたいと主張してください。

Tokyoは、世界で最も安全な都市です。

犯罪などほとんど発生しません。

午前2時に若い女性が一人で歩いているような都市は、

他のどんな国にも見当たりません。

本当に安全な都市なのです。

ここは世界でも稀に見る洗練された都市です。

エキゾチックで、他の都市にはない魅力があり、神秘的で、近代的。

他のどんな都市より近代的と言っても過言ではないでしょう。

東Tokyoの人々は高度のガジェットやテクノロジーの使用にも慣れています。

日本人は私があった人種の中でもっとも素晴らしい人々です。

彼らは運命を受け入れる民族であり、軽快であり、初めて会う人にはよそよそしくしてしまいますが、

いったん心が通じ合うと、他の国の人間には見られないほどフレンドリーになってくれます。

人との交流をとても大切にする人々です。

是非東ここTokyoで友人を作り、この世界でも最も素晴らしい国で過ごせる喜びを感じ、

ビジネスに励んでください。

※ここではTokyoは日本の首都であるので、日本という国そのものの意味もあります。東京のことだけを示しているのではありません。日本全体を示しています。英語では首都の名前でそのまま国名を表すことがしばしばあります。例えば、英語のニュースの中で、イギリスのことをロンドンと言ったり、アフガニスタンのことをカブールと言ったり、南アフリカのことをヨハネスブルクと言ったりします。

英 the Economist 10月6日 配信分より

この“Doing Business”シリーズはこれまでロシア・モスクワや、ブラジル・ブラジリア等での特集もありましたが、

これだけよく書かれているのは、Tokyoが初めてだと思います。

海外からの人にとって日本がこれほど魅力的だというのは、

なかなか私たち日本人も気付きにくいところであると思います。

震災の原発事故の影響があるのにこれだけ良くリポートしてくれるというのは、

本当に日本という国、そこの都市、そしてそこの人々が魅力的であるからでしょう。

ちなみに、私はチップを差し出されたなら、

侮辱などとは取らずに、素直に受け取りたいです。

もちろんチップを頂くに見合うサービスなど提供できる器はないのですが。

終

2011年10月3日月曜日

wind turbin

Pod Castで聴こう世界のニュース

これも始めて4年目になってしまいました。
4年間の間にいろいろとありました。
ごっつえぇ感じが終わったり、投稿特報王国が始まったり、
紳にぃが捕まったり。
でもなんとかこれまで続けてこられたのは、
キャシー塚本とサニーさんのおかげです。

で、今回はカナダCBCから、自国カナダのレポート。

“Declining property values around wind firms”

ここカナダでは900基もの商業用風力発電機を設置しようという動きがある。
しかし、設置予定の地方では、大規模な反対運動がおこっている。
それは、風力発電機が発するノイズ音が原因。
このノイズ音が人体に健康被害を与えるということが懸念されている。
さらに、ここには隠されたもう一つの問題点がある。
風力発電機が多く立っている地区の土地価格の下落である。

CBCの記者が取材した。

81歳のステファナ・ジョンストンさん。
理想に描いたような自然に囲まれた田舎に住み、
ここを終の棲家としようと考えていた。
しかし、3年前、18基の風力発電機が家の近くに設置された。
近いものは、家から数百メートルしか離れていない。
風力発電機が設置された直後から、ジョンストンさんは
気持ちの悪いノイズ音のため、眠れない日が続いている。
ジョンストンさん「私はこの家を手放そうとまで考え、
実は2009年12月に売りに出したのです。
しかし、誰一人この家を見に来た人さえいません」

CBCの調査によると、ジョンストン氏と同じ問題を抱える人が多くいることがわかった。
風力発電機密集地帯の近くに住む住人が健康被害を訴えている、
しかし、家が売れないという問題である。

「風力発電をやめろ!!風力発電機はいらない!!」
こう叫ぶデモに出くわした。
彼らは風力発電機の増設を直ちに止めるよう訴えていた。
主な理由はもちろん、ノイズ音の健康被害。
風力発電のノイズ音が人体にどのような影響を与えるのかは、
今のところ詳しい研究はなされていない。
そして、発電機付近の土地価格の下落についても、
綿密な調査は行われていない。

政府はこの質問に対して、我々のインタビューを拒否した。
一方、カナダの風力発電協会のロバート・ホーン氏は我々にこう話した。
ホーン氏「米国のデータ、又私自身の調査の結果から、
土地価格の下落と風力発電は関係ありません。
むしろ、風力発電機を設置した地域の土地価格が上昇したという例もあります」

一方、今度は不動産業のブローエン・ブッシュさん。
彼によると、風力発電機の設置の影響で、
誰もそこに住みたいという人がいなくなり、
土地価格が下がっているという。
同じく不動産業のクリス・ルクセンブルクさん。
彼はここで、133機という最も多くの風力発電機があるマレンクトン地区のここ4年間の土地価格の上がり下がりを調査した。
クリス「マレンクトン地区内部では、4年間で全体的に土地価格が下がっている。
ひどい所では、4年間で40%も価格の下がった場所もある。
その上、マーケット上ではさらに価格が下がっている」

さらに悪いことには、この地区での土地購入者には、
風力発電機が設置されているということを事前に伝えなければならないということだ。
これでは余計土地が売れにくくなり、価格も一層下がるという。

CBCの調査によると、カナダの電力会社である、
カナダ・ハイドロ・ディヴェロッパーは、
風力発電のノイズ音に耐えられないという訴えを起こされた地域住民のうち、
少なくとも4人の土地を買い取った。
そしてその土地を数年後にまた売っている。
その際に赤字が出ており、少なくとも5000万円の損失が出ているという。
また今後、発電機のノイズ音に関する地域住民からの更なる訴訟も予想される。

電力会社のスポークスマンは、不動産の値下がりは景気後退によるものと主張する。
しかし、風力発電の問題に詳しいオン・ラフレッド氏は、
風力発電地帯付近に住むのは、やはり危険であると警告する。
オン氏「電力会社が証拠を示してしまっている。
風力発電付近の土地を買い、数年後に大きなマイナスの価格で売っている。
これじゃあ風力発電による健康被害や不動産の値下がりはあるのですよと、
彼らが私たちに伝えていることになる」

81歳のステファナさんの話に戻そう。
彼女は、快眠も、土地を売ることもあきらめてしまっている。
「家の前にはきれいな湖があり、周りは穏やかな木々に囲まれている。
でも、18基もの風力発電に囲まれ、ノイズ音にさらされながら生きるのは、
耐えられないわ」

彼女が老後のためにとコツコツ蓄えてきたお金も、18基の風力発電のせいで、
虚しく存在理由を失うだけだ。

CBC THE WORLD THIS WEEKEND 10月1日配信分より。

東日本大震災以降、世界的に原発に不安を感じる風潮が強まっています。
スイスやドイツでは、原発をなくすことが政府として決定されました。
もちろん日本でもその風潮は強く、この間日比谷で行われた「脱原発集会」なるものに、
うちの会社の馬鹿どもも参加していました。
しかし、脱原発を唱える前に、代替エネルギーの模索をきちんとしなければならない。
それがきちんとできてから初めて脱原発とかを主張してもいいと思うのですが、
ただ理想だけを口にするだけで、現実的な試算をできているという人が、
スイスやドイツ、また脱原発集会に参加した人の中にどれだけいるかというのが問題です。
一人もいないのでしょう。
今のところ、代替エネルギーとして、特にクリーンであるとして、
ソーラーパワーや地熱発電、風力発電等があげられると思いますが、
風力発電については、すでにご紹介したとおり、健康被害の恐れがある。
ソーラー発電も、現段階では発電効率も小さく、価格も非常に高いため、
まだ原発に代わるエネルギー源とはなり得ない。
地熱発電についても、日本では国立公園等が地熱地帯の大部分を占め、
発電設備を設置できない。
また、宇宙太陽光発電というのもありますが、最近やっと京都大学が本格的な実験装置を開発したところで、
実用化はまだまだ先。
このような現実を見て物を言う、物事を決める必要があると思います。
民主党の鳩管政権のように、現実を見ずに口当たりのいいことばかり言ってるのではだめなんです。
米軍基地の沖縄からの移転、中3まで毎月26000円の子供手当、高速道路無料、
現実味のないこれらの政策はどれ一つ実現しませんでした。
原発についても、落ち着いて冷静に現実を見て考え、
じっくりと多くの有識者間での話し合いのうえ、どうするか決めていくべきでしょう。
現実を見れない国に未来はありません。
このことを全国民が肝に銘じておく必要があるでしょう。

ちなみに風力発電が世界で一番盛んにおこなわれている国はシナだそうです。
あっこの国民はみんな頭おかしくなってるんでしょうね。