2011年10月3日月曜日

Russia - a country of racism and discrimination

Pod Castで聴こう世界のニュース

これも始めて4年目になってしまいました。
4年間の間にいろいろとありました。


で、今回はロシアの記事。

来年で任期が切れるロシアの現大統領、ドミトリー・メドベージェフ。
まだ一期目の彼は、現行のロシアの憲法では、来年の大統領選に立候補できるが、
彼は立候補しない意思を示した。
代わりに次期大統領最有力候補となっているのが、現ロシア首相であるウラジミール・プーチン氏。
メドベージェフ氏が3年前に大統領になる前、彼は8年間ロシアの大統領でした。
私がまだ大学生の時、彼はロシアの大統領として高い支持率のもと、ロシアを指揮していました。
対外強硬路線を維持してきたプーチン氏に対し、外交では融和的な政策をとってきたとされるメドベージェフ。
しかし、メドベージェフが本当に融和的だったのか?と思わされる風潮がロシア国内にあるようです。

カナダCBCからのリポート。

“Make Russia Less Open and more intolerant”

先週、ロシアではプーチン首相が次期大統領選への立候補を表明した。
彼がふたたび大統領になることにより、ロシアがふたたび閉鎖的な、対外強硬路線的な国に戻ってしまうとの懸念がささやかれる。

そんなロシアではこのほど、差別をうけ、しばしば社会で孤立する人々を支援しようという政策が注目を集めている。
そのような人々とは、いわゆる「混血2世」のことである。

CBCの記者がロシアの首都モスクワで取材をした。

ここのチャリティ施設には20人ほどの子供たちが遊んでいる。
鼻水たらした子がかけっこしたり、歌ったり。
どこでも見られるよくある子供たちの姿だ。
しかし、注意深く観察すると、おやっと思う。
ほとんど白人しか見ることのないロシアで、ここの子どもたちはみな肌の色が黒い。
そして、その親は、ほとんど母親であるが、白い肌の白人なのである。
あるロシア人の母親「5年前からこのチャリティに参加するようになりました。
ここではどの子どもも肌の色が黒い。
私の子と同じなのです。
そしてここの子供たちの両親たちはみな私と同じ問題を抱えていらっしゃる」

その問題とは、racism and discrimination(人種偏見と差別)である。
インタビューに答えてくれた先ほどの白人の母親の夫は、アフリカ出身の黒人なのである。
さっきのロシア人の母親「息子が6年生になる時、学校を追い出されたんです。
理由は、黒人ということで先生に気に入られなかったから。
ダンスがとっても上手な息子なんです。成績も問題ありませんでした。
しかし、学校に行けなくなった。
そして、他の学校も私の息子を受け入れてくれなかった。
ここのチャリティ施設に頼るしかなかったんです」

それでは、なぜ他の学校が彼を受け入れてくれなかったのか。
ロシアの首都モスクワには1700万人の人がおり、数千もの私立学校もある。
先ほどの母親によると、理由はこういうことだという。
さっきのロシア人母親「ある学校の校長が、ここのチャリティ施設に行くように言ったんです。
彼は私の息子を見て言いました。
この子はブラックですかと。
この子の父親はアフリカ人ですかと。
そして私にあなたはこの子の母親ですかと尋ねてきました。
私はそうですと言いました。
すると校長は、思った通りだ、と。
あなたの息子はチョコレートだと言いました。
黒人は学校が受け入れないということなのです。
悲しいながら、racism(人種偏見)が強いということが今のロシアの現状なのです。
ロシア人はロシア人のことしか受け入れてくれない。
歴史的に見て、ロシアは閉鎖された国なのです。
ロシアはロシア人の手によって歴史を作ってきたからでしょう」

自身もロシア人である彼女は、小さい頃からロシア人は外国人嫌いの閉鎖的な人間であると知っていた。
そして、彼女の息子は肌が黒い。
十代半ばにさしかかった息子の将来を彼女は不安に感じている。
「ロシアではスキンヘッドの男が多い。
そのような男たちは、ロシア人の子供たちには何もしない。
しかし、年長の肌の黒い子供を見つけると、殴ったり蹴ったりする。
うちの息子もそんな目に遭ってしまうのではないかと不安なんです」

彼女はロシアの教会の人間にも訴えた。
racism(人種偏見・差別)は誤っているというメッセージをロシア国民に伝えてほしいと頼んだ。
しかし彼女は協会にさえ断られた。
「黒人は我々の子供ではない」と言われて…

しかし彼女はこのチャリティを見つけた。
ここで肌の黒い自分の息子が楽しく他の子供たちと遊んでいる。
この施設はさらに、有色人種の子やその親たちに、
安全な遊び場やイベントの開催を提供している。
アリシア・アランさんは、ここで働くスタッフ。
ロシア以外の国の教会からの支援で働いている。
アリシア・アラン「ここでは事情のある子供たちが楽しく遊び、
触れ合い、情報交換をすることができる」

しかし、この施設ではまだ仲間の輪になかなか入れない子もいる。
17歳のハダマ・ウダイェイェブナさんはその一人である。
彼女は肌の色でいじめや虐待を受けた。
ハダマ・ウダイェイェブナさん「ある時電車に乗ったら、
みろ、黒人がいるぞ、と大勢の人に指を差された。
みんなロシア人だった」
しかし、そんなハダマ・ウダイェイェブナさんもここの施設に来てから、
心の落ち着きを取り戻しつつある。
彼女はスマイルを浮かべこう言った。
「将来歌手になりたいんです」
そしてきれいな歌声を披露してくれた。
彼女は他にもバイオリンやピアノを習い、
ダンスのトレーニングもしている。
彼女は将来的にヨーロッパへ行きそこで活躍していという夢を持っている。

他にも多くのracism(人種偏見)による差別を受ける子供がロシア中に大勢いる。
そんな子供たちがみな未来に希望を持てる国になってほしいと、
このチャリティ施設のスタッフたちは願っている。

CBC the World This Weekend 10月1日配信分より。

外交だけでなく、国内でも白人以外には厳しい態度を取ろうという風潮がロシアにはあるようですね。
閉鎖的と言われる日本でも、ウィッキーがズームン朝に出たりボビーオロゴンやその子供たちがメディアで活躍したり、
ムルアカが注目を集めるなど、
日本人は黒人には比較的やさしい国民であると思います。
来年のロシア大統領選でプーチン氏が当選することは確実とみられていますが、
そうなれば、彼は最長12年間ロシアの大統領として君臨する可能性があります。
メドベージェフ現大統領より強硬的な彼が12年もロシアのトップの座に居座るとなると、
またややこしいことになりそうですね。
ロシア国内での人種差別はより厳しいものになるでしょう。
また、日本にとって、今の時点で面倒くさいシナや南朝鮮以上にロシアは面倒くさい存在になるかもしれません。
北方領土問題では、より強硬的な態度をとってくるでしょう。
そうなる前に、日本の政治家が外交政策をしっかり持ち、
毅然とした対応で海外との交渉に当たるようになれることが必要でしょう。

癌

podcastのニュース

英BBC News Podから

'Cancer Patients Increasing Worldwide'

ガン治療にかんする技術は近年飛躍的に向上した。
しかし、ガン研究ファンドは、世界的にみて、この病気の拡散が止まらないと指摘している。
ここ十年で、ガン患者が20パーセント増えたという報告もある。
これは、1200万人が毎年ガンになるという計算だ。
上述のファンドの医療科学アドバイザーであるワイズマン教授がBBCの取材に応じた。

ワイズマン教授「その通りです。
ガン研究にかんする技術は毎年向上しているにもかかわらす゛、ガン患者は増え続けている。
これは、ガンにつながる慢性的な病気にかかることが多くなっていることも理由であるが、
何よりも生活習慣が変わったことが原因だ。
例えば、女性の乳癌の増かは、肥満やアルコール摂取量の増加が主な原因となっている。
これは先進国に限ったことではない。
世界的な潮流だ」
記者「つまり、新興国や発展途上国でもということて?」
ワイズマン教授「その通り。
新興国や発展途上国が欧米化していくにつれ、
ガンやそれに関連する病気、例えば心臓病、肥満、糖尿病も増えていく。
私たちは国連とも協力し、そのような国の政府を通し、国民に生活習慣を改めるよう勧告する活動を行っている。
我々の住む英国では、そのような勧告が国民の間に行き渡っていると思うが、他の多くの国ではまだまだだ。
このことを国民に周知できるよう、各国政府は行動をきちんととってほしい」


News Pod September 9 配信分より


悪い生活習慣がガンを引き起こすのは日本でも多くの人が知っていると思いますが、毎年1200万人ものガン患者が生まれてしまっているってことは知らなかったすね。
病気になってから治すという「治療医学」より、初めから病気にならないようにするという、日本では昔から当たり前のこととして考えられてきた「予防医学」の大切さにようやく欧米化も気付いてしまったということでしょうか。
とりあえず皆さんガンにならへんよう注意したって下さいexclamation ×2

自殺率世界一位の国は・・・

英BBC Pod Castより。


'South Korea - a nation with the highest suicide rate'


南朝鮮での自殺率の急激な増加が問題になっている。
10年前に比べ、2倍になっているとの報告もある。
アナリストによると、南朝鮮では若者が簡単に命を絶つ傾向が際立っていると言う。
既にこの国の自殺率は世界一となっている。
南朝鮮政府はこの傾向を止めようと手を尽くしている。


BBCのリポーターが首都のソールで取材した


統計によると、平成21年には、一日に40人が自殺していた、ここ南朝鮮。
10年前の2倍の数字である。
1989年に比べると実に5倍の数字となる。
なぜ南朝鮮で現在これだけ自殺率が高いのか??????
10年前のアジア経済危機以降、南朝鮮の平均経済成長率は、7%。
日本海を隔てた隣国、日本での自殺の動機の多くが仕事の喪失であるのと対照的に、南朝鮮ではリストラ等はそう多くない。
アナリストたちは、南朝鮮での自殺者のうち、多くを占める若者に注目する。
南朝鮮の若者は、インターネット上で'suicide group'(自殺サークル)なるものを結成する。
これが若者自殺を刺激する一因とみる関係者もいる。

今年初め、南朝鮮議会は自殺を抑制する責任を政府により大きく追わせる法律を成立させた。
それ以降、自殺抑制のための様々な策がとられてきた。
飛び込み自殺の多い橋梁に'emergency phone'(かけると心の相談室等につながる電話)を設置したり、国立の自殺予防センターを設立したり。
これらが効果を上げるかどうかはまだわからない。

BBC Global News 9月5日 配信分より

経済の面やエンターテイメントの面で躍進しているように見える南朝鮮。
しかしやはりその一方で光の当たらない、隠したい陰の部分は存在する。
以前南朝鮮ポップスターが低賃金で奴隷のように働かされてる記事を載せましたが、ここでも同じような闇の状況が存在する。
フジも寒流放送するのはええねんけどこういうことも一緒にきちんと流さなあかんがな。

ちなみに、南朝鮮とは、所謂 寒国のことっす

2011年8月31日水曜日

'international day of the disappeared '

英Global News のPod Castから。

今日8月30日は、international day of the disappeared(消えた人のための日)であるという。
混沌が続く世界情勢の中、多くの人々が誘拐などで消息不明となり、
残された家族は、めぼしい情報もなく、
ただ消えた身内が戻ってくるのを待つしかない。
約47年におよび内紛等の混乱が続くコロンビア。
ここでも毎年多くの人が理由もわからないまま「消えて」しまっている。
そして残された人々はほとんど情報を得ることはない。
BBCの記者がコロンビアで取材を行った。

あるデパートメントストア。
サンドラという女性と彼女の子供がここで情報を得るために待っている。
もう3年も。
それは2008年10月のことでした。
夫はいつも通り仕事に出かけ、そのまま消えてしまいました。

サンドラの夫は、コロンビア陸軍の兵隊であった。
彼は反政府集団に人質としてさらわれてしまったのだと思っている。
しかし彼女は何の情報も得られず、
またコロンビア陸軍も彼女に何の情報も与えない。
というより、与えられない。

そして今日、国際赤十字の職員、ラビエイさんがサンドラを助けるためにやってきた。
しかし、サンドラのようなケースの人は、数えきれないほどいるという。
ラビエイ「サンドラのような人は世界に無数にいる。
何万という家族が、紛争などにより身内の行方が分からないという状態に陥っている。
この流れを止めることさえも難しい」


サンドラの夫は、コロンビア政府によって正式に認められた
57万人に及ぶ行方不明者の一人となる。
そして、国中に散在する墓から行方不明者の遺体が見つかるということがよく起こる。

ある国際赤十字の職員は話す。
職員「紛争等により、行方不明者は毎日のように増える。
そして、名の誰だかわからない遺体も毎日のように発見され、
本部に報告が上がる。
そのような遺体のDNA鑑定を行う。
数は増えるばかり。
24時間働いている。忙殺されそうだ。

数百の家族には、あなた方の身内は亡くなったことが確認されたと伝えた。
しかし、他の数千の家族には、ひとかけらの情報さえ伝えることもできない状態だ。
遺体が見つかるケースはまだいいほうだ。
遺体が反政府勢力等の手により消し去られることもある。
そうなると、どうしようもない」

サンドラの話に戻る。
彼女には夫に関していまだ何の情報もない。
このような状況は何よりもつらいという。
夫の遺体が見つかったというものでもいいから、
何か情報が欲しいという。
サンドラ「もしまた夫に会えたなら、
あなたをどれだけ愛しているかということを伝えたい。
彼は私の夫であると同時に、私のことを心から理解してくれる親友でした。
そのためなら私は何でもします。
彼に生きていてほしい。
ただもしもう亡くなってしまっていたとしても、
それでもいいから彼に会いたい」

夫がいなくなってから3年。いまだに何の情報も得られないでいるサンドラによる、
孤独な夫の捜索は続く。
彼女だけでなく、彼女の息子も、
そして他の多くの身内を失ったコロンビアの人にとって、
limbo of uncertainty (何も確実にならない辺土)の状態は続く。

Global News August 30 配信分より

2011年7月18日月曜日

サッカー

女子サッカーワールドカップは日本の優勝で幕を閉じた。
決勝で、これまで2度のワールドカップ優勝を果たしていた米国に対する日本。
最後はペナルティキックにもつれ込み、延長戦を含め2時間もの激闘を日本が制した。
これまでの3週間のすべての試合同様、決勝も手に汗握る展開であった。
女子サッカーワールドカップも様々な利益をもたらすと期待されている。

CBCの記者がフランクフルトで取材をした。

実況アナウンサー「熊谷のシュートが決まった!!
優勝は日本です!!彼女たちは世界のサッカー界の記録を塗り替えた!!」
すでに世界のサッカー界の強豪であった、日本女子サッカー選手たち。
彼女たちは遂に世界で最高の名誉を手に入れた。

澤穂希選手が延長戦後半残り3分で同点ゴールをたたき出し、
PK戦にもつれ込んだ。

澤選手は、2時間にも及ぶ死闘を制し、この栄誉にチームメイトと酔いしれている。
他の試合以上に決勝は手に汗握るものであったし、

女子サッカーもここまでのレベルまで来たのかということを我々は感じさせられる。
これまでは大量の得点差で試合が終わるということはよくあった。
前回の女子ワールドカップでは、ドイツvsアルゼンチンの試合で11-0で終わるという波乱のような試合も見られたし、
前回ワールドカップ出場さえ果たせなかったフランスが、今回は準決勝まで進出した。

決勝を見るためにカナダからフランクフルトに足を運んだ、メアリー氏はこう話す。
「米国では、このワールドカップで、女子サッカーファンの層がとても厚くなったわ。
ほら、女子だけでなく男子も多く観衆にいるし、
学生サッカーチームメンバーもたくさんいるわ。
少し前なら考えられなかったことよ。
これからもっと気軽に女子サッカーを見に行こうという人が増えると思うわ」

ホストネイションであるドイツは日本に敗れ、決勝へ進むことはできなかった。
しあし、現地のドイツの人は、ちょっと悔しいけれど、
ワールドカップを最後までエンジョイしようという雰囲気が感じられる。
あるドイツ人おばはん「負けたのはしょうがない、そのことはもうオーケーだ。
今は他国のサッカーを見て、そこから我々が学ぼう」

2015年、次回の女子ワールドカップ開催国はカナダ。
今回より参加国が8つ増える。
それまでに女子サッカーの技術・魅力とも大いに上がっていることであろう。

(カナダ CBC The World This Weekendより)

決勝終了後、2時間後にはCBCのこのニュースがPod Castで配信されていました。
日本の優勝のことを大きくクローズアップしている内容ではありませんでしたが、
女子サッカーが注目を集め、これから伸びていくだろうというリポートに、
日本でなく世界的に女子サッカーへの期待が大きくなっているということをうかがい知ることのできるニュースであったと思います。
他にもTIMEやWall Street Journal、The New York Timesなど(いずれも電子版)が、
なでしこJapan優勝の記事をトップに大きく載せています。
サッカー界・スポーツ界にとどまらず、日本の経済、メディア、そして被災地に
大きな喜びをもたらす快挙であったと思います。

ちなみに、今朝は早朝に起きて家族3人でTVで優勝の瞬間を見ていました。
ほまれの同点ゴールや厚いぞ熊谷のPK成功の場面も印象深かったのですが、
やはり何よりも感動的だったのは、試合開始前おの国歌が流れている場面。
日の丸を背負い、すべての選手たちが君が代を聴きながら目を閉じ、胸に手を当てていました。
試合中のアグレッシヴさより、この時の選手たちのオーラに圧倒されてしまうような感じでした。

日の丸を胸に「1番」を獲得した選手たち、そして関係者の皆さんを、本当に祝福したいですね。

2011年6月15日水曜日

Slave Contract

英国BBC Global News Pod Cast より。

‘the darker side of Korean pop stars’

ヨーロッパで初めてのコリアンポップミュージックのコンサートが最近催された。
チケットはソールドアウト。
聴衆は再びの開催を求め、興行側は、次回のコンサートを計画している。
既にアジアで一世を風靡している’K-POP’。
これは南朝鮮(韓国)ブームの最前線である。
南朝鮮(韓国)のミュージック、ドラマや映画は今や多くの国で受け入れられている。
しかしながら、このK-POPの勢いの陰には、
なかなか語られることのない、「苦しみ」が潜んでいる。

BBCの記者が首都ソウルで取材した。

チップ?何のチップ?コンピュータの集積回路のチップ?
それが南朝鮮(韓国)のイメージ?
そんなのもはや古いっすよ。
南朝鮮(韓国)の最新の輸出といえば、ポップスター。
さまざまなK-POPグループが、南朝鮮(韓国)のサッカーワールドカップスタジアムを
満員の聴衆で埋め尽くす。
日本やアメリカのアーティストさえも凌ぐ勢い。
今年初め、南朝鮮(韓国)の人気ポップアイドル、レイさんは、
米国国務長官のヒラリー・クリントンやアップルCEOスティーブ・ジョブス氏を抑え、
米TIMEマガジンに2011年の最も影響力のある人物として、読者に投票された。
そして先週、ついにK-POPがヨーロッパに進出した。
欧州初のK-POPコンサートはパリで行われた。
しかし、この輝かしい躍進の陰に、K-POP産業が隠したい、
darker side(隠された闇)がある。

レインボウ。
7人組のPOPグループ。
皆があこがれる、アイドルの頂点に上り詰めた彼女たち。
しかし、実は、彼女らの親たちは、心を痛めている。
それは、彼女たちの給料の低さに、である。
彼女らの所属事務所は、給料について、詳しい交渉をしようとしてくれない。
K-POP産業の闇であり、弱点。
それは、アイドルたちとの契約が、いわゆる’Slave Contract’(奴隷契約)によって
成り立っているということ。
大した報酬もなしに、若い「訓練生」たちに、長期間契約を結ばせる。
ここ数年、この「闇」に目をそむけることのできない、
法廷判決や、南朝鮮(韓国)公正取引委員会が動きを見せている。

南朝鮮のEntertainment Minister(興行大臣?)のイム氏はこう語る。
イム氏「ここ最近、この傾向は変わってきている。
いくつかの法廷での判決や公正取引委員会の勧告などを受け、
所属事務所がアイドルたちに、活動に見合った報酬を払おうという動きが出てきている」

しかし、彼の発言もむなしく響くのみ。
実際には何も変わっていない。
K-POPバンドのプロデュースには、多額の金がかかるのが一つの理由。
何年にもわたるダンスや歌の訓練、コスチューム、PR活動、現地での滞在費等。
そして、もうひとつの闇の存在が問題をよりややこしくする。
音楽配信業界に勤めるチョウ氏はこう語る。
チョウ氏「K-POPグループの報酬についてなのですが、
これがここ南朝鮮(韓国)では危機的と言えるほど大変なことになっている。
もちろん報酬額はグループメンバーには決められず、配信会社が決めるのでもなければ、
プロデューサーが決めるのでもない。
それは、コリアミュージック業界のカルテルによりきめられているのが現状なのです。
このカルテルのせいで、アイドルグループへの報酬がどんどん下がっていく。
ほんの少しの金額でも落としたがるのが、カルテルでの取り決め。
K-POPミュージックは、アジアを超え、世界中に広まろうとしている。
それは確かなこと。
しかし、彼らの報酬・給料の悲惨な状況は語られることなく、ファンたちは彼らに声援を送り続ける」

南朝鮮(韓国)政府がこのような状況でもK-POPの海外進出を推し進める背景には、
やはりそこにも金が絡んでいる。
昨年、K-POPによる南朝鮮(韓国)の収入は、20億ポンド(約2600億円)。
海外でのK-POPによる収益伸び率は160%。
K-POPがこのまま人気アイドルグループの隆盛が続くのか、
それとも「奴隷契約」の問題が表ざたになり深刻化し、彼らが消えていくのか、
われわれは知る由もない。

(BBC Global News 6月14日配信分より)

2011年6月1日水曜日

kamikaze pensioners

再び震災関連ニュース。
BBC Global Newsから。

'kamikaze pensioners'

200人以上の日本のpensioners(年金生活者)たちが、
福島原発での危険な作業に立ち上がろうとしている。
彼らは皆60歳を超えた、熟練した原発作業のエンジニアたち。
彼らは言う。
未来のある若い者たちが原発で死の危険性もある放射能汚染の被害に遭ってはならないと。

東京でBBCの記者が取材した。

ヤステル・山田氏。彼が今テレビ界の注目を集める。
彼は決心した。福島の原発での危険な状況をただメディアを通して見ているだけではいけないと。
72歳の彼は、福島原発での危険な作業に従事することにしたのだ。

記者「ここにたくさん紙が積んでありますね」
ヤステル「FAXとE-mailです」
ここ数週間、ヤステルは昔の同僚にコンタクトを取っていた。
これまで、200人以上の同僚が、skilled-veterans' core(熟練ベテラン集団)プロジェクトに
加わることに同意した。
福島原発で働く若い作業員に代わり、ヤステル集団が作業をするというプロジェクトだ。

記者「なぜ若い作業員でなく、あなたがたのようなベテラン作業員が必要だと?」
ヤステル「なぜなら、年を取った人間ほど、放射能汚染の影響を受けにくいからだ。
私はもう72歳。あと13~15年ほどしか生きられないであろう。放射能のせいで癌になったとしても、
私は後残り少ない命。一方若者は、がんになるとまだ長い人生が台無しになってしまう可能性がある」
記者「ほんとに勇敢な方だ。あなたは、kamikaze pensionersですか?(pensioners=年金生活者)
これはkamikazeミッションじゃないですか」
ヤステル「いやいや、我々はkamikazeではない。kamikazeというのは、自分の命を捨てる覚悟のできた人間たちだ。kamikazeは、死の危険を恐れず国を守るため、飛び立っていった。しかし我々は、戻ってくる。我々は、使命を遂げなければならない。しかし、死ぬつもりはない」

ヤステル集団の強い意志は、日本を守るという決意から発している。
彼らの世代で、日本が強力な経済国家となった。
彼らはこれまで原発のベネフィットを享受してきた。
電車が動く、電気を使える、快適な生活を送れるのは、原発のおかげであった。
政府は、ヤステルたちの申し入れをに対し、真剣に検討するとしている。
福島原発をシャットダウンするのは早くて1月、石棺化するのは数年かかると言われている。

一方こちらは、被災地のある喫茶店。
ミチオ・イトウ氏が、原発作業員らにコーヒーを振舞う。
イトウ氏も年金生活者であり、別のプロジェクトを推進している。
彼は、元々原発エンジニアではない。
教師をやっていた。
イトウ氏「わたしは別に特別なことをしているとは思はない。多くの人が私と同じ気持ちになっていると思う。問題は、実行に移せるか、それともただ指をくわえて見ているだけか。もちろん、実行に移すには、ガッツが要る。しかしそうすることによって得られるものは計り知れないほど大きい」

山田氏の話に戻る。彼は、かつて原発で働いていた時に着ていた作業着に袖を通した。
まだサイズはあっているそうだ。
ヤステル集団は、今、政府からの返答を待っている。
「最後のミッション」を始めるために。

(英BBC Global News 5月31日配信分より)