POD CASTで英国・米国・カナダのニュースを毎日英語で聴いています。 その中から、日本のメディアが取り上げないと予想される、 かつ、聴いていて興味深い話題をピックアップし、 日本語に訳して掲載しています。 文章力等至らない面も多くありますが、 是非「へぇ他の国ではこんなことがあるんだぁ」 と楽しんで読んでいただければ、幸いです!!
2012年3月29日木曜日
polyglot
2012年3月5日月曜日
air pollution in China
英the Economist
2月11日 Printed Editionから。
シナでの大気汚染の記事。
“ Satellite date reveal the true scope of China's pollution problem”
PM2.5という単語を聞いたことがおありだろうか。
これは最近シナで起こっているあることと関連のある単語。
これは大気中の最も小さな固形の物質―直径2.5ミクロより小さい大気中の汚染物質を示す。
これらの物質は人の肺の奥に入り込んでしまう。
より大きいPM10の数値の汚染物質よりも簡単に。
しかしここ最近までシナ政府はPM10の数値の汚染物質に関する情報しか国民に提供していなかった。
このことが他国の研究機関によりシナの人々に暴露されたとき、様々なシナのネット上で炎上が起こった。
そのときの国民の反応があまりにすさまじかったため、シナ政府は調査を行い、
大気中のPM2.5の数値の物質に関する情報も首都北京やその他いくつかの都市で公表するようになった。
しかしその情報が公表されない他のシナの都市はどうなるのか。
現在のところそこではPM10の数値の大気中の物質に関する情報のみ公表されている。
ここでも手が加えられる予定である。
大気中の汚染物質に関するデータの調査は地表近くで測定するのが最適とされているが、
衛星を使いどれだけ太陽からの光が汚染物質によって遮られているかを測定するほうが
正確な数値が出るということが最近では常識となっている。
エール大学やコロンビア大学ではこの手法をとっており、
米国製の衛星を使い、国中のPM2.5サイズの大気中汚染物質の測定を行っている。
WHOの手引きによると、1立方メートルあたり10ミクログラムを超えたPM2.5の数値であれば安全性に問題はないとされる。
研究員のフス氏によると、ほぼすべてのシナの地域でこの数値を上回っており、非常に危険な状態である。
実際、平均1立方メートル当たり30ミクログラムを超える数値の大気汚染をこの国のほとんどの国民は被っている。
北京では35ミクログラム。
ヘナンでは50ミクログラムに上る。
大気汚染がひどい日にはこの数値をはるかに上回る汚染物質を吸い込んで生活していることになる。
フス氏の調査方法は必ずしも完ぺきではない。
衛星を使った調査では雪が積もったところや砂漠では誤差が出るし、
空高い所にある物質と地表近くの物質との区別も容易には付けられない。
また、人が住んでいる地域と住んでいない地域の違いも考慮にいれる必要がある。
このような事情もあるが、シナの人間が他のどの国度の地域の人々よりはるかに汚い空気のもとに住み、
はるかに多くの汚染物質を肺へと吸い込んでいることは間違いない。
汚染と経済発展は同時に進行するといっていいものであり、
後者の力強さが続く限り、前者は一時的には我慢しなければならないと思うのが近代国家の人間の思考であろう。
彼らがおそらく我慢できないのは、シナの人々が他の国の研究機関によって真の汚染状態を知らされなければならなかったという現実であろう。
(the Economist 2月11日 Print Edition より)
シナの大気汚染については日本も迷惑をこうむっていますね。
いわゆる黄砂です。
黄砂により砂だけでなく汚染物質まで日本に上陸してしまっているということです。
北京五輪の際、大気汚染を恐れた一部の国の五輪代表選手が日本に選手村を作り、
練習等は日本で行い、
試合の際だけ北京に飛ぶという事態があったということも記憶に新しいところです。
また大気汚染のみならず、工場からの汚染物質をそのまま川に流し
それが日本海やロシアの湖等に流れ着いて深刻な問題になったというニュースも数年前にありました。
シナが一人で勝手に苦しむのなら構いませんが他国にまで迷惑をかけるのは本当にやめてもらいたいっすね。
2012年2月20日月曜日
ドイツの苦悩
2012年1月14日土曜日
China’s Railway
英 the Economist から。
“less express ~ What the country needs is a more efficient network, not faster trains”
シナの鉄道好きがまた熱を帯びているようだ。
昨年のおぞましい高速鉄道脱線転覆事故や過度のコスト無視の経営にもかかわらず、
鉄道関係幹部らは高速鉄道ネットワークの更なる延伸を目指している。
更なる高速化を求め、シナの最大手鉄道車両メーカーは、
時速500km/hの車両を開発したという。
高速鉄道車両は魅力的だ。
政治家たちは自国の高速鉄道車両を見せびらかしたがる。
しかしもっと多くのシナの人々がよりリーズラブルナ価格で行きたいところへ行けるようになるには、
このような高速への投資よりもっと地味な3つのことに注力していかねばならないだろう。
政府独占保有の鉄道会社、シナレールはこの3つ全てを欠いている。
1つ目は安全である。
昨年7月の高速鉄道事故では40人が犠牲となった。
鉄道関係幹部らは証拠隠滅に躍起になったが、
それがかえってシナ国内のネット上で国民から反感を食らう数えきれない書き込みを誘発することとなった。
政府びいきのメディアでさ1982え、“development had become stained with blood(技術の発展が血で汚された)”、と報じた。
この事故の結果、シナ政府は人的ミスや自国技術システムの不備等を認め、
50人の鉄道関係幹部の処分を決定したが、まだまだ徹底的な改革が必要であろう。
2つめが、ないがしろにされてきたIT技術だ。
シナレールの新たなオンラインチケット販売システムが稼働するや否や、
混乱が起きた。
シナの新年休暇に当たるこの時期、
チケットに対する需要は想定通りの28億人ぶんであったが、
かつて、この時期に列車を利用する人々は、夜通しチケット売り場に並びやっとの思いで手に入れていた。
しかしオンラインでチケットを手に入れられるシステムができたにもかかわらず、
実際にチケットを予約できたのか確認するのに数時間もかかり、客はうんざりしていたという。
3つ目は運賃である。
シナの鉄道運賃は他国に例を見ないほど規制が厳しい。
これは、シナレールがかつてから鉄道だけでなく、交通機関すべてに関して独占的に占領してきた経緯による。
しかし、世界銀行の報告書では、このような規制はもはや不必要と報じている。
シナでは鉄道より道路での移動のほうがずっとマシ、また最近利用客の増えている航空機にも押され気味であるという。
平均的なシナ民の給与は昭和57年に比べると10倍ほどになった。
運賃の自由化は、利用客のサービス向上につながるであろう。
欧州では例えば、事前予約者に大幅な割引を与えたり、
閑散期旅行者により安く座席を提供するなど、自由化された運賃体系がある。
航空業界ではもっと古くから行っていたが。
まとめると、シナ政府はどのように鉄道に金を使うかをもっと効率的に考えなければならないということだ。
あまり大きな記事で書かれはしなかったが、
政府寄りの新聞、シナデイリーが報じたところによると、
平成24年度の政府の鉄道投資額は$64billion(約5兆円)に減額される―平成22年比で44%減となる―という。
この予算を高速化などではなくより良い鉄道ネットワーク構築に投資できるのなら、
シナ民も納得するサービスレベルの鉄道となるのであろうが。
(the Economist January 7 print edition )
2012年1月8日日曜日
ギリシアの子供たち
2011年12月4日日曜日
Black Jail
Pod Castで聞く世界のニュース
社会の闇をネタにすると違法拘束される国、シナの首都北京の話題。
英BBC Global Newsから。
“Black Jail”
チベットに住むもと僧侶であった男性が、シナ政府の圧政への抵抗を示すため、焼身自殺を図るという事件が起きた。
彼は一命を取り留めたが、その他にも数名の男女が彼に続き焼身自殺を図るという事件が四川省でも発生した。
これら一連の事件は、“Black Jail(闇の刑務所)”と呼ばれる刑務所を運営するシナの違法の警備会社が北京当局の警察による取り締まりを受けたことに端を発する。
この刑務所は、首都北京に出向き、政府の圧政による自身や家族への不遇を当局に訴えるためにやってきた人を拘束するために使われているという。
BBCの記者が北京で取材した。
これこそがシナ政府が、都合のいいように自国の秩序をただすための“闇の手段”である。
“Black Jail(闇の刑務所)”、つまりシナ当局が、政府に不満のある人々を閉じ込めるためのmakeshift(一時的な)刑務所であり、さらにこれは法律の範囲外で運営されている。
つまり、収容されている人々を保護するための法律は彼らに適用されないということである。
毎年数万もの政府に不満を持つシナ人が国中の至る所から首都北京へ出向き、政府への嘆願行動を行う。
彼らは、直接政府に訴えれば、何かをしてくれる、何かが変わると信じてそのような行動を行う。
しかし、そのような嘆願行動をしに行く人がいると彼らの出身地がばれる訳だが、その出身地の自治体の役人たちとしては、自分たちの行政のやり方に問題があるせいで彼らが中央政府に文句を言いに行っているのだと取られてしまうことになる。
これは地元自治体の役人たちとして避けたいので、北京へ嘆願行動に出向く人を止めようとする。
更に一部の自治体は、警備会社の人間を雇い、北京で嘆願を行っている人々を強制的に連れ戻すということもしている。
時には誘拐するように拘束し、反抗されれば暴力もいとわずに送還作業を行う。
北京の警察は、これらの行動は止められなければならないとしているが、結局はこのような違法な拘束行為が北京で数年間にもわたって野ざらしにされ続けている。
北京の高官たちも、このような嘆願者たちはやはり自分たちにとって都合の悪い事実を叫ぶ存在であるので、これら違法拘束行為に目をつむっている。
BBC Global News 12月2日 午後配信分より
毎日Pod Castで英米加のニュースを聴いていますが、
シナの話題でいい話題は聞いたことがないっすね。
常に悪い話題、信じられない話題、ありえない話題ばかり。
ため息も出ないっすね。
2011年11月9日水曜日
Suicide in South Korea
Pod Cast 世界のニュース
英BBC Global Newsから
“Shocking Suicide Rate in South Korea”
南朝鮮でショッキングな事実が明らかになった。
ここ1世代で自殺率が400%も上がったという事実だ。
経済は成長し、南朝鮮の人々の生活はよくなっているように見える。
BBCの記者が、なぜこれほど多くの南朝鮮人が自らの命を絶つようになったのか、首都ソウルで取材した。
今は午前10時。
ソウルの「緊急サービス」に一本の電話がかかってきた。
電話の主は男で、ビルから飛び降りようとしているとのこと。
更にその男性はナイフを手にしている。
かつてスパイを収監していたこの地下の施設は、今自殺予防コールセンターとして利用されている。
オペレーターがこのような電話にしばしば対応している。
南朝鮮で一日に自殺する人は40人以上。
コールセンター職員の両親の世代の5倍以上だ。
職員のチーフを務めるキージョンファンによると、
彼らは電話対応に当たって、特別な訓練は受けていないという。
その代わり、彼らは彼らの間でtips(秘密情報)を共有するという。
チーフ「これまで、もう自殺を心に決めた人から電話を受けたことが何度かある。
自分が死んだあとの遺体のことを気遣う電話や、
どうしたらうまく自殺できるかということを聞かれたこともある。
もちろん、我々が説得して自殺を思いとどまらせることができたこともある。
しかし、ここでできることは限られている。
根本的に自殺者を減らすには、更なる資金が必要だ」
ジャングサンウーは21歳。
ここ10年、彼女は何度も自殺未遂をした。
いま彼女は、この精神病院でカウンセリングのサポートを受けつつ生活する決意をした。
彼女「これまで何度自殺未遂をしたか分からない。
それほど何度も自分を見失った。
そして今は違う生き方を見つけようとしている。
周りのみんなは、私がこうしようとすることに驚いたけど、
前よりよくなっていると言ってくれているわ」
しかし、問題は、この経済発展も著しく、生活も豊かで、この国の歴史上一番と言っていいほど世界への影響も与え始めている南朝鮮で、
なぜこれほど自殺率が高いのかということである。
南朝鮮は経済規模では世界で12番目。
インターネット普及率も極めて高く、夜にはクラブが多くの人でにぎわい、
仕事の合間には上品なカプチーノを手軽に楽しめる国。
しかし、朝鮮戦争後の苦難の時代に比べ、今の南朝鮮の人々は、それほど幸福でないように見える。
小児精神科医のキャンニーホン氏によると、
ここ40年の間、南朝鮮の親たちが子供に伝統的な価値観を重んじることを禁じてきたという。
その代わり、次のようなものを最高位のものにするよう子供に教えてきた。
小児精神科医「幼少期のころから、この国の子供たちは、金銭的成功を人生の最重要課題にするよう親から教えられている。
だからもしいい大学に入れず、いい仕事にもつけずにいる人間は、失敗した人生を歩む人間だと教わってきている。
そのような人生を歩むなら、お前は私たちの子でないと親から言われるのです」
記者「つまりそのような家庭に育ち、子供たちはいわゆるADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder 注意欠陥多動性障害)のような状態に陥ることが顕著になり、
さらにここ南朝鮮では、精神科医のところへ診察に行くことが難しいという状況もあり、それらが相まって自殺率の増加につながっていると言える部分もあるということですか?」
小児精神科医「そうです。この国では、子供は精神科に行くようなことは避けられるべきだとの風潮が強い。
そんなことで治療に通う暇があれば勉強をしろと親は思っているのです」
場所は戻ってジョンサングウーの滞在する精神病院。
彼女はいま笑顔でクイズゲームの準備をしている。
ここは言ってみれば自殺のプライムスポット。
南朝鮮の警察は、彼女のような人に手伝ってもらい、自殺防止キャンペーンを展開してほしいと呼びかけている。
この病院では、自殺という言葉はタブー。
しかし、南朝鮮の多くの人が、何が原因で自殺未遂をし、このような病院に収容される人がいるのか気になっている。
この国で、自殺はとても根の深い社会問題と化している。
そして自殺は今も猛烈な勢いでこの国中に広まっている。
自殺防止支援者たちは何とかしてこの流れを止めなければならないと活動を続けている。
(英Global News 11月7日 配信分より)
以前にも南朝鮮(サウス・コリア)が世界一自殺率の高い国であると紹介しましたが、
これほど根深い事情があったのですね。
昔からの伝統的な価値観を一切教えない代わりに、お金が一番だという教育をする。
このような教育をすれば、自分だけ良ければいいという人間ばかり育つに決まっていますよね。
そしてそんな人間ばかりの社会とは、文字どおり殺伐とした世界なのでしょう。
人間同士の当り前に誰もが持っている、慈悲や惻隠、助け合いの精神などなく、
他人外道なろうがどうでもいいと皆思っている。
こんな社会で生きていれば死にたくなるというのは分からないでもないかもしれません。
オジャパメンもこんな社会で大きくなっていったのでしょうか。
サムスンや現代自動車などの躍進、韓流とかで最近目立つコリアですが、
このような裏の暗いというか黒い部分はなかなか日本のメディアは紹介しませんね。
こういうのをきちんと報道すれば、韓流とかにあこがれる人も減るんでしょうが。